関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

第21回日本ウェスレー・メソジスト学会総会・研究会が西宮上ケ原キャンパスで開催されました

2019.10.08

学会 Academic Conference

研究会 Research Meeting

第21回日本ウェスレー・メソジスト学会総会・研究大会が2019年9月9日に、関西学院ランバス記念礼拝堂(西宮上ケ原キャンパス)で開催されました。学会員の他、関西学院に関係の深い近隣の教会からも出席者があり、全体で53名でした。
日本ウェスレー・メソジスト学会は、ウェスレー・メソジスト研究者の学究的交わりを形成し、その分野における研究の推進に寄与することを目的として設立されたものです。関西学院は、南メソジスト監督教会の宣教師であるW. R. ランバスによって創設されたことから、ウェスレー・メソジスト研究の一つの中心として活発な活動をしており、神学部は同学会の団体会員となっており、今回の主催事務局は、水野隆一・神学部教授が務めました。
まず、開会礼拝が、中道基夫神学部長の司式・説教によって行われ、続く午前の研究発表では、岩本助成氏(単立西田辺教会牧師、前日本ウェスレー・メソジスト学会会長)による「手紙で導く牧会者ジョン・ウェスリ」、久保光彦氏(インマヌエル和歌山教会牧師)による「アルミニウスとウェスレーの恵みの教理」の2つの発表が行われました。
午後には、神田健次氏(関西学院大学名誉教授)によって「メソディズムとエキュメニズム——W. R. ランバスとC. J. L. ベーツを中心として」と題する公開講演会が行われ、関西学院の礎を築いた2人の宣教師が、国内外で果たした重要な活動について、詳細な紹介がありました。
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