森崎泰弘・理工学部教授が高分子学会でパブリシティ賞を受賞しました
2019.10.04
受賞 Award
個人研究 Individual Research
森崎泰弘・理工学部教授が2019年9月11日、高分子学会でパブリシティ賞を受賞しました。
高分子学会では、学術や産業界の発展に寄与するために、高分子の研究開発に大きな影響を与える研究発表の内容について広報活動を行っており。広報委員会がプレスリリースのために選定したものに対して、パブリシティ賞を授与するものです。すなわち、パブリシティ賞はその内容が学術、技術、又は産業の発展に寄与するものであり対外的に発表するにふさわしいと認められたものです。
森崎教授の受賞タイトルは「植物の成長を促進する高分子材料の開発:新規円偏光発光性モノマーの合成と応用」です。植物は青または橙赤色の光をよく吸収して成長しています(よって葉は緑色を示します)。光は右巻きと左巻きの光があり、通常は両強度が等しく直線偏光になります。中でも、植物はその右巻きの光を好んで成長することが分かっています。森崎教授の開発したプラスチックは、植物にとって有害な紫外光を吸収し、右巻きの青色光を高輝度で発するプラスチックです。電源不要でケースやシートにして植物を覆うだけで成長効果が期待できます。また、今回開発した材料は熱・光・酸・塩基・空気・水に対して安定で、官能基の導入による発光色の制御も容易(橙赤色発光も実現容易)であるなど実用性が高いことも特徴です。
この内容に関して、第68回高分子討論会(2019年9月25〜27日開催)にて発表を行いました。
高分子学会では、学術や産業界の発展に寄与するために、高分子の研究開発に大きな影響を与える研究発表の内容について広報活動を行っており。広報委員会がプレスリリースのために選定したものに対して、パブリシティ賞を授与するものです。すなわち、パブリシティ賞はその内容が学術、技術、又は産業の発展に寄与するものであり対外的に発表するにふさわしいと認められたものです。
森崎教授の受賞タイトルは「植物の成長を促進する高分子材料の開発:新規円偏光発光性モノマーの合成と応用」です。植物は青または橙赤色の光をよく吸収して成長しています(よって葉は緑色を示します)。光は右巻きと左巻きの光があり、通常は両強度が等しく直線偏光になります。中でも、植物はその右巻きの光を好んで成長することが分かっています。森崎教授の開発したプラスチックは、植物にとって有害な紫外光を吸収し、右巻きの青色光を高輝度で発するプラスチックです。電源不要でケースやシートにして植物を覆うだけで成長効果が期待できます。また、今回開発した材料は熱・光・酸・塩基・空気・水に対して安定で、官能基の導入による発光色の制御も容易(橙赤色発光も実現容易)であるなど実用性が高いことも特徴です。
この内容に関して、第68回高分子討論会(2019年9月25〜27日開催)にて発表を行いました。
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