石榑督和(いしぐれ・まさかず)・建築学部准教授が2021年日本建築学会著作賞を受賞
2021.04.19
受賞 Award
石榑督和(いしぐれまさかず)・建築学部准教授が2021年日本建築学会著作賞を受賞しました。
この賞は、日本建築学会会員が執筆した建築にかかわる著書であって、学術・技術・芸術などの進歩発展あるいは建築文化の社会への普及啓発に寄与した優れた業績に贈られるものです。
今回対象となった著作は『津波のあいだ、生きられた村』(共著、鹿島出版会、2019)です。
この本は、津波常習地である三陸沿岸の集落が、何度も襲来する津波と津波のあいだをどのように過ごしてきたのかを、都市計画、建築史、文化人類学・民俗学、防災などの多様な分野から明らかにしたもので、東日本大震災以降に岩手県大船渡市三陸町綾里地区を中心的なフィールドとして行われた領域横断的な共同研究の成果です。
著作の紹介動画はこちらから、選評はこちらからご覧いただけます。
石榑准教授は昨年の単著『戦後東京と闇市―新宿・池袋・渋谷の形成過程と都市組織』(鹿島出版会、2016)での受賞に続き、2年連続の同賞受賞となりました。
5月31日に授賞式が予定されています。
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