大宮有博・法学部教授による大学図書館のデータベースReligions of Americaを活用した研究
2021.04.25
個人研究 Individual Research
関西学院大学図書館は昨年、データベースReligion of Americaを導入した。本データベースは、1820年代から20世紀までのアメリカ宗教史研究に必要な一次資料が豊富に取り揃えられている。このデータベースにはFBIの資料も含まれており、ブランチ・デビディアンのものも含まれている。また教会から政府に向けて発信された書簡やメールも含まれており、宗教と政治の関係についての研究も可能である。
大宮有博・法学部教授は本データベースを活用して、アメリカのキリスト教史研究、とりわけ公民権運動以降のアフリカンアメリカンの宗教思想研究を行っている。これまで大宮の研究は、コーネル・ウエストなど著作のあるアフリカンアメリカン思想家研究に偏りがあったが、このデータベースのおかげで運動のなかで発信されてきたチラシやコラム記事、教会の説教に触れること可能になった。
なお、2021年春の時点で、国内において本データベースを導入しているのは、関西学院大学図書館のみである。
大宮有博・法学部教授は本データベースを活用して、アメリカのキリスト教史研究、とりわけ公民権運動以降のアフリカンアメリカンの宗教思想研究を行っている。これまで大宮の研究は、コーネル・ウエストなど著作のあるアフリカンアメリカン思想家研究に偏りがあったが、このデータベースのおかげで運動のなかで発信されてきたチラシやコラム記事、教会の説教に触れること可能になった。
なお、2021年春の時点で、国内において本データベースを導入しているのは、関西学院大学図書館のみである。
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