2021年度より、北條賢・生命環境学部准教授の研究室にGC/MSシステムを導入しました。本装置の導入により、社会性昆虫であるアリ類を中心に、さまざまな昆虫類から分泌される微量な生理活性物質の分離、定量、化学構造の決定をおこなうことができるようになります。昆虫が分泌する化学物質の動態を詳細に解析することできるようになり、フェロモンなどの化学物質を介した個体間コミュニケーションの理解に向けた研究に活用されています。