矢尾育子・生命環境学部教授らが生命系共通機器室にイメージング質量顕微鏡システム導入
2023.04.01
共同研究 Collaborative Research
個人研究 Individual Research
矢尾育子・生命環境学部教授らが生命系共通機器室にイメージング質量顕微鏡システムを導入しました。
本装置は、島津製作所の田中耕一博士のノーベル化学賞受賞の対象となった生体高分子解析の技術を活用したものです。質量分析を二次元化して分子イメージングを行うことができます。生体組織の解析に用いた場合、組織切片上にある多数の分子をイオン化、検出、可視化し、量と局在を一度に解析することができます。組織切片だけでなく、様々な生物試料をイメージング質量顕微鏡システムで測定することができ、試料中に含まれる分子を可視化します。
本システムには、イオン化のために重要な前処理に必要な装置も含まれており、条件検討を行うことで効率的に再現よくデータ取得ができると考えられます。また、LC/MSとしても使用することができるなど、幅広い用途に用いることができます。
2022年度中に利用説明会が開催され、稼働を開始しました。
生命系の共通機器として多数のユーザーが装置を利用し、本学の掲げる「超高齢化社会に向けた幸福とQOLに関する研究」に参入し、健康長寿社会に貢献する研究を進めていきます。
本装置は、島津製作所の田中耕一博士のノーベル化学賞受賞の対象となった生体高分子解析の技術を活用したものです。質量分析を二次元化して分子イメージングを行うことができます。生体組織の解析に用いた場合、組織切片上にある多数の分子をイオン化、検出、可視化し、量と局在を一度に解析することができます。組織切片だけでなく、様々な生物試料をイメージング質量顕微鏡システムで測定することができ、試料中に含まれる分子を可視化します。
本システムには、イオン化のために重要な前処理に必要な装置も含まれており、条件検討を行うことで効率的に再現よくデータ取得ができると考えられます。また、LC/MSとしても使用することができるなど、幅広い用途に用いることができます。
2022年度中に利用説明会が開催され、稼働を開始しました。
生命系の共通機器として多数のユーザーが装置を利用し、本学の掲げる「超高齢化社会に向けた幸福とQOLに関する研究」に参入し、健康長寿社会に貢献する研究を進めていきます。
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