関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

荻田朋子・国際学部日本語常勤講師が第27回ヨーロッパ日本語教育シンポジウムで「CLD児の教育をめぐるポリフォニックな言説についての一考察 ―保護者と支援者のナラティブを対象として―」をテーマに発表を行いました

2024.09.06

学会 Academic Conference

 荻田朋子・国際学部日本語常勤講師が、2024年8月22日~2024年8月24日に、ハンガリー・ブダペスト市カーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学で開催された第27回ヨーロッパ日本語教育シンポジウムにおいて、「CLD児の教育をめぐるポリフォニックな言説についての一考察―保護者と支援者のナラティブを対象として―」をテーマにポスター発表を行いました。第27回ヨーロッパ日本語教育シンポジウムは、「複言語・複文化主義とトランス・ランゲージング」をテーマに掲げ、複言語主義とは何か、言語教育がそれとどう結びついているかという哲学・理論や、複言語主義をどう実践に活かしていくかという点(トランス・ランゲージング)に関する講演・発表が行われました。複言語・複文化主義が日本の教育現場にもかなり浸透してきている今日において、改めて理論に立ち返り、海外の日本語教育の現場における多くの複言語主義に基づいた実践報告を聞き、シンポジウム参加者と問題意識や価値観を共有することができました。

 
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