難波功士・社会学部教授が大会運営委員長を務める日本広告学会第55回全国大会が、2024年11月15日から17日まで、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスにて開催されました。日本広告学会は、広告に関する理論的・実証的研究を目的とした、日本学術会議所属の学会で毎年秋に全国大会を開催してきました。今回は統一論題として「広告の内と外」を掲げ、新たなメディアや手法の登場によって広告概念が揺らいでいる現在をいかに考えるかを中心に、計30の研究報告がなされ、研究者と実務家が100名以上参加しました。全体会である基調講演およびシンポジウムでは、キーノートスピーカーとして箭内道彦氏（クリエイティブディレクター、東京藝術大学／風とロック）が登壇し、引き続き広告・マーケティングの研究者、実務家、ジャーナリストによるシンポジウムが行われ、活発な論議が展開されました。