関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

兵庫医科大学との合同研究イベントを開催。両大学の研究者が分野を越えて交流しました

2025.03.18

共同研究 Collaborative Research

研究会 Research Meeting

3月12日、関西学院大学と兵庫医科大学との合同研究イベント『両大学が持つ研究の力でもっとポジティブで生きやすい社会へ変革できるか』が関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで開催されました。

冒頭、土井健司副学長・研究推進社会連携機構長から「両大学は建学の精神を共有できる関係性であり、本会をキックオフとして、研究者同士がますます繋がり、チーム研究を加速する取り組みを強化・支援していきたい」ことが述べられ、続いて村上一平理事長からも、両大学の連携の意義と期待が述べられました。

講演では、両大学から合わせて6名が、それぞれの研究活動について発表を行いました。兵庫医科大学からは、救急・災害医療に携わる者の想いや、ヘルスケアデータの活用と可能性について紹介があり、関西学院大学からは、長田典子・工学部教授が感性価値創造、坂口幸弘・人間福祉学部教授がグリーフケア、井村誠孝・工学部教授がバーチャルリアリティーの取り組みについて紹介しました。

発表後のネットワーキングでは、国内屈指の歴史を有する関西学院交響楽団によるサプライズ演奏と、研究者同士の分野を越えた活発な意見交換が行われました。

関西学院大学と兵庫医科大学は、同じ兵庫県西宮市に本拠を置き、2007年7月に包括協定を締結し、これまでに学術交流や授業科目の相互提供などを推進しています。特に研究分野においては、2022年度に「医工連携プロジェクト」を開始し、大学の枠を越えた共同研究の立ち上げを進めてきました。今後は、「QOL(Quality of Life)とQOD(Quality of Death)の向上に資する研究」を重点テーマに掲げ、医工文理の各方面で両大学の特色を生かした共同研究を進めていきます。
土井健司副学長・研究推進社会連携機構長 土井健司副学長・研究推進社会連携機構長
土井健司副学長・研究推進社会連携機構長
長田典子・工学部教授 長田典子・工学部教授
長田典子・工学部教授
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