橋本秀樹・生命環境学部・教授らによる「Hydroquinone redox mediator enhances the photovoltaic performances of chlorophyll-based bio-inspired solar cells」という論文が,Nature Publishing Group が出版する国際学術誌『Communications Chemistry』に掲載されました
2021.08.12
論文 Article
共同研究 Collaborative Research
関西学院大学の橋本秀樹・生命環境学部教授らと長濱バイオ大学、立命館大学、中国・吉林大学による研究グループの論文「ヒドロキノン酸化還元媒体がクロロフィル誘導体を用いた生体模倣太陽電池の光電変換性能を向上する」が、Nature Publishing Group が出版する国際学術誌『Communications Chemistry』のオンライン版に8月11日付で掲載されました。これまで未解明だった有機太陽電池の動作機構を解明することで、性能向上の鍵となるプロセスを特定し、実際に性能向上に結び付けるできることを示し、今後の有機太陽電池の開発のための明確な設計指針を提示することができました。
雑誌名:Communications Chemistry
論文タイトル:Hydroquinone redox mediator enhances the photovoltaic performances of chlorophyll-based bio-inspired solar cells
著者:Shengnan Duan, Chiasa Uragami, Kota Horiuchi, Kazuki Hino, Xiao-Feng Wang, Shin-ichi Sasaki, Hitoshi Tamiaki, Hideki Hashimoto
DOI:s42004-021-00556-5
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