加藤雅俊・経済学部教授の「スタートアップ企業の資金調達方法の退出経路に与える影響」に関する論文がSmall Business Economics誌に掲載されました
2024.09.26
論文 Article
加藤雅俊・経済学部教授の「スタートアップ企業の資金調達方法の退出経路に与える影響」に関する論文がSmall Business Economics誌に掲載されました。加藤教授の研究は、帝国データバンクのデータを用いて、創業時の資金調達の方法として「外部の債権者からの借入れ」に依存する企業はそうでない企業と比較して倒産する確率が高いことを示しました。他方で、このような企業はM&Aを通した退出をする確率が低いことが示されています。この研究は、創業時の資金調達がその後の企業の成否を決定づけるため、創業時に健全な資金調達方法を選択することの重要性を示唆しています。
雑誌名：Small Business Economics
論文タイトル：Outside or insider the firm? The impact of debt financing on the exit routes of start-up firms
著者：Yuji Honjo, Yunosuke Iwaki, Masatoshi Kato
https://link.springer.com/journal/11187
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