佐藤暢哉・文学部教授らによる齧歯類用脳定位固定手術システムをもちいた研究
2021.04.10
個人研究 Individual Research
このシステムは、齧歯類脳内の神経細胞の活動の記録に用いる電極やレンズプローブなどの埋め込み手術を行なうために使用されます。顕微鏡下で電動のマニピュレーターを用いて、1 µm単位で電極やレンズプローブなどの挿入を行うことが可能であり、脳組織に対する負荷の軽減が期待できます。
また、手術用顕微鏡は、位置調整・感度調整の同期がとれており、超微細な操作が可能となっています。この装置を用いて手術を行ない、なんらかの心的課題を遂行している動物の神経細胞活動を記録することを通して、その課題遂行に関連する神経メカニズムに迫ることができると考えられています。
また、手術用顕微鏡は、位置調整・感度調整の同期がとれており、超微細な操作が可能となっています。この装置を用いて手術を行ない、なんらかの心的課題を遂行している動物の神経細胞活動を記録することを通して、その課題遂行に関連する神経メカニズムに迫ることができると考えられています。
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