関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

尾崎壽紀・工学部・准教授が 8th International Conference on Superconductivity and Magnetism 2023 (ICSM2023) で鉄系超伝導薄膜へのイオン照射をテーマに発表を行いました

2023.05.17

学会 Academic Conference

学会出張 Business Trip

 尾崎壽紀・工学部・准教授が、2023年5月4日2023年5月11日に、TurkeyFethiye-Oludenizで開催された8th International Conference on Superconductivity and Magnetism 2023(ICSM2023)において、鉄系超伝導薄膜へのイオン照射をテーマに発表を行いました。8th International Conference on Superconductivity and Magnetism 2023(ICSM2023)が開催されたトルコは、急速な経済発展中であることや EU加盟を目指していることもあり、国として科学技術の振興に相当な資金を投入しているようで、このような国際会議の開催もその一環と見受けられる。ヨーロッパ(ロシアを含む)を中心に、著名な、また、活発に研究を展開している研究者も多数参加し,講演内容のレベルも高かった。会議の内容は、超伝導体、磁性体の物理から応用までをカバーはしているが、どちらかと言えば基礎、物理に関連するセッションが主体であり、名もの研究者が集まり発表・討議が行わた。本学会にて尾崎壽紀准教授は、鉄系超伝導薄膜への低イオンエネルギーイオン照射に関する招待講演を行った。また同セッションの座長を務めた。研究内容に関して、さまざまな研究者と議論を行い、また質問およびコメントをいただき、同研究内容に関する今後の研究方針を得ることができた。更に、超伝導材料と磁性材料に関する最新の研究の動向を把握することで、次世代超伝導材料開発の手がかりを得ることができた。
 
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