中村建介・理系学部研究員と嵯峨宣彦・工学部教授が片麻痺患者の方の起立動作における新たな回復評価方法を提案し、「Applied Science」に掲載されました
2023.03.29
論文 Article
中村建介・理系学部研究員と嵯峨宣彦・工学部教授がリハビリ機器を用いた片麻痺患者の方の起立動作において、新たな回復度合いの評価手法を提案し、「Applied Science」に掲載されました。これは起立動作時に, 左右の大腿と下腿の仰角推移を利用するR-Lベクトル線解析という手法で、健常な肢に対し患側の肢がどの程度回復しているかを明らかにできる新たな評価方法です。この論文などを含めた成果をまとめ、「起立支援用アクチュエータレス機構の設計と評価法の提案」というタイトルで、中村建介・理系学部研究員は博士(工学)の学位を、2023年3月本学から学位を取得されました。
雑誌名:【Applied Science】
論文タイトル:【A Symmetry Evaluation Method, Using Elevation Angle, for Lower Limb Movement Patterns during Sitting-to-Standing】
著者:【Kensuke Nakamura, Norihiko Saga】
DOI:【10.3390/app12199454】
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