今西祐介・総合政策学部准教授のマヤ諸語に関する研究が国際学術雑誌に掲載
2019.06.14
論文 Article
今西祐介・総合政策学部准教授のマヤ諸語に関する研究が国際学術雑誌「Natural Language and Linguistic Theory (Springer)」に掲載されました。
世界には現在(少なくとも)6000ほどの言語があるとされていますが、今世紀の終わりまでにその半数が消滅すると言われています。
今西准教授は理論言語学的観点からいくつかの消滅危機言語の研究と記録に取り組んでいます。本論文は、グアテマラやメキシコ等の中南米で話されているカクチケル語、チョル語、カンホバル語(いずれもマヤ語族)のフィールドワークと文献研究が基になっています。
これらの言語は能格性と呼ばれる特徴を持ち、文の形成方法、特に主語や目的語などの表し方が非常に特殊であることで知られています。
今西准教授は「これらの言語の文生成メカニズムを研究することにより、人間の言語能力および認知メカニズムの解明と『人間とは何か』を探る言語研究の発展につなげたい」と考えています。
世界には現在(少なくとも)6000ほどの言語があるとされていますが、今世紀の終わりまでにその半数が消滅すると言われています。
今西准教授は理論言語学的観点からいくつかの消滅危機言語の研究と記録に取り組んでいます。本論文は、グアテマラやメキシコ等の中南米で話されているカクチケル語、チョル語、カンホバル語(いずれもマヤ語族)のフィールドワークと文献研究が基になっています。
これらの言語は能格性と呼ばれる特徴を持ち、文の形成方法、特に主語や目的語などの表し方が非常に特殊であることで知られています。
今西准教授は「これらの言語の文生成メカニズムを研究することにより、人間の言語能力および認知メカニズムの解明と『人間とは何か』を探る言語研究の発展につなげたい」と考えています。
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