田和正孝・文学部教授が「令和2年度水産功績者表彰(研究開発関係)」を受賞
2020.12.07
受賞 Award
田和正孝・文学部教授が12月4日、一般財団法人大日本水産会による事業「令和2年度水産功績者表彰(研究開発関係)」を受賞しました。これは、明治23年以来、水産業の振興と発展に功績のあった者を水産功績者として表彰するものです。
田和教授は、大学教授として長年にわたり漁村研究に携わり、沿岸域の漁場利用形態や漁業者の「漁業知」といったことを解明しました。ゼミでは、学生と漁業者の交流の場を設け、学生が生の声を通じて漁業の現状を学べるようにしました。大学祭や大学の食堂で、兵庫県水産物を活用した商品の販売にも関わり、大学全体を巻き込んだ魚食普及や地元水産物の消費拡大に寄与しました。
大学以外の場でも活動に励み、地元漁業調整委員として、適切な助言により沿岸漁場利用における合意形成や円滑な海面利用の実現、漁業秩序の確立に貢献。地元漁業におけるリーダー育成組織の委員として、指導者的立場の若手漁業者を育成しました。
田和教授は「これまでの受賞者のなかには、近代の日本漁業史に登場される先生方のお名前もあり、私のようなものが末席に加えていただくことを大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。長年にわたって兵庫県の漁業関係者の皆様に支えていただいたおかげと、深く感謝申し上げます。微力ながら今後とも水産業の発展に寄与できればこんなにうれしいことはありません」と話しました。
田和教授は、大学教授として長年にわたり漁村研究に携わり、沿岸域の漁場利用形態や漁業者の「漁業知」といったことを解明しました。ゼミでは、学生と漁業者の交流の場を設け、学生が生の声を通じて漁業の現状を学べるようにしました。大学祭や大学の食堂で、兵庫県水産物を活用した商品の販売にも関わり、大学全体を巻き込んだ魚食普及や地元水産物の消費拡大に寄与しました。
大学以外の場でも活動に励み、地元漁業調整委員として、適切な助言により沿岸漁場利用における合意形成や円滑な海面利用の実現、漁業秩序の確立に貢献。地元漁業におけるリーダー育成組織の委員として、指導者的立場の若手漁業者を育成しました。
田和教授は「これまでの受賞者のなかには、近代の日本漁業史に登場される先生方のお名前もあり、私のようなものが末席に加えていただくことを大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。長年にわたって兵庫県の漁業関係者の皆様に支えていただいたおかげと、深く感謝申し上げます。微力ながら今後とも水産業の発展に寄与できればこんなにうれしいことはありません」と話しました。
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