石原俊彦・経営戦略研究科教授が監修書『迷走するグローバル資本主義のゆくえ－博愛資本主義という考え方－』（関西学院大学出版会）を2022年10月15日に出版しました。
『迷走するグローバル資本主義のゆくえ』は、博愛資本主義とはなにかを解説し、その社会的実装に必要な考え方とは何かを明らかにした基本書です。現代社会は多くの矛盾に満ちており、先進国・新興国を問わずに共通する貧困や格差の問題を抱えています。博愛資本主義はこうした問題を解決するための考え方です。
本書の執筆者は細海真二・活水女子大学教授とロブ・ジョン・英国王立 Society of Arts 英国栄誉フェローです。ロブ・ジョン博士は世界各国で博愛資本主義の思考を普及させている研究者で、根岸英一博士のノーベル化学賞受賞のNobel Prize Contributor としても著名な研究者です。細海教授は石原教授の研究室で博士論文を執筆した日本における博愛資本主義研究の第一人者です。
本書は、監修者の石原教授が2021年度に関西学院大学から給付された個人特別研究費の研究成果の一部として出版されました。