関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

桑山敬己・島村恭則 社会学部教授が「関西学院大学現代民俗学・文化人類学リブレット」を創刊

2019.06.15

著書 Book

個人研究 Individual Research

 桑山敬己・島村恭則 社会学部教授をジェネラル・エディターとして、「関西学院大学現代民俗学・文化人類学リブレット」シリーズ(風響社刊)が創刊されました。同シリーズは、本学社会学部・社会学研究科、および世界民俗学研究センターにおいて、民俗学・文化人類学の教育・研究に携わる教員や研究者が、その最新の研究成果および講義内容を、学生や研究者、そして広く社会に対して、わかりやすく伝えることをめざして刊行するものです。
 このたびシリーズ第1巻目として刊行されたのは、桑山敬己・島村恭則・鈴木慎一郎(いずれも社会学部教授)による『文化人類学と現代民俗学』です。同書は、文化人類学・現代民俗学の理論と方法を初学者向けに解説した概論書で、とくに、これまで明確に説明されてこなかった文化人類学と現代民俗学という隣接する二つの学問領域の間の関係性について、わかりやすく解説した書物として注目を集めています。

「関西学院大学現代民俗学・文化人類学リブレット」の今後の刊行計画は、以下のとおりです(いずれも仮題。随時刊行)。

荒井芳廣『現代フォークロア10の視点』
アンドリューズ、デール『アニメ聖地巡礼と現代の宗教民俗学』
王暁葵『記憶と文化遺産の民俗学』
金子直樹『廃墟のフォークロア』
金城ハウプトマン朱美『ドイツの現代民俗学』
河合洋尚『景観人類学入門』
小長谷英代『文化人類学・民俗学の〈アート〉』
崔杉昌『韓国民俗学入門』
周星『中国の現代民俗学――文化人類学とのかかわり』
鈴木慎一郎『カルチュラル・スタディーズ』
武田俊輔『祭りと地域メディアの現代民俗学』
樽井由紀『温泉のフォークロア』
中谷文美『布とファッションの人類学』
中村 貴 『中国で民俗学を研究する――日本人民俗学者が語る現代中国民俗学』
政岡伸洋『民俗学者はフィールドで何を見てきたのか』
松田 陽『古墳のフォークロア』
村上忠喜『文化遺産と民俗学』
八木透『通過儀礼と家族の民俗学』
八木康幸『フォークロリズムの民俗学』
山 泰幸『まちづくりの民俗学』
山﨑遼『イギリスの民俗学』
ヨトヴァ、マリア『食の人類学』
林承緯『台湾民俗学入門』
 
 
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