関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

世界民俗学研究センターが「2019 民俗学サマー・セミナー」を開催

2019.09.04

研究会 Research Meeting

世界民俗学研究センターでは、若手研究者育成事業の一環として、「2019 民俗学サマー・セミナー」を開催しました。2019年9月2日、大阪梅田キャンパスで行なわれた同セミナーには、全国から大学院生・若手研究者を中心に約30名の参加があり、本センター教員による記念講演、民俗学を専攻する全国6大学12名の大学院生を登壇者とする若手シンポジウムなどが実施されました。

当日のプログラムは、以下のとおりです。

全体テーマ:「民俗学をいかにつくるか」

開設記念講演

 講演1 島村恭則(関西学院大学教授) 「民俗学をいかにつくるか」

 講演2 山 泰幸(関西学院大学教授) 「哲学カフェと民俗学」

若手シンポジウム「民俗学をいかにつくるか」

第1部 基調報告「民俗学をいかにつくるか」
 三隅貴史(関西学院大学大学院) 「批評とはどのような行為か」
 孫 嘉寧(関西学院大学大学院) 「理論とのつきあい方」
 宮澤早紀(佛教大学大学院) 「現在と向き合う」

第2部 研究実践報告「研究の現場から」
 倉田健太(総合研究大学院大学) 「行為から意識へ―新居浜太鼓祭りにおける喧嘩の変遷―」
 雷 婷(東京大学大学院)   「ローカル芸術としての中国・金山農民画」
 李 軒羽(関西学院大学大学院) 「中国の現代伝説―研究史を中心に―」
 坂元美咲(関西学院大学大学院) 「災害の記憶継承をめぐる民俗学的検討―福井地震(1948)を経験した永平寺町を事例に―」
 市東真一(神奈川大学大学院)  「フィールドとの対話と発見―松本市街地での体験を通して―」
 渡 勇輝(佛教大学大学院)   「日本における民俗学知の形成―大正期の「国民道徳」研究との関連から―」
 山﨑 遼(立命館大学大学院)  「欧米現代民俗学の一例―スコットランドの少数民族トラベラーの研究―」

講評・総括  桑山敬己(関西学院大学教授)

第3部 若手交流会(懇親会)

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