リアルタイムシミュレータ(RTS)(2023年度研究装置・設備購入制度にて導入)による研究活動内容
2024.05.31
個人研究 Individual Research
2023年度研究装置・設備購入制度により、工学部大屋研究室にリアルタイムシミュレータ(RTS)を導入した。
2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、CO2排出量の約4割を占める電力部門の削減は必須であり、水素発電システムに組み込まれる液体水素冷却超電導発電機の研究開発を行っている。開発した超電導発電機をいきなり電力系統に組み込んで発電実証を行うことは難しいが、RTSを用いて仮想空間側に電力系統を作り上げ、現実世界側の超電導発電機と接続することで運転検証を行うことが可能となる。また、超電導発電機は内部インピーダンスが低い特性を有しており、電力系統に組み込まれた際に系統安定性の向上や送電可能距離の延長などの優位性を有しており、本RTSを用いて定量的な検証を行うことが可能となる。
その他にも、水素航空機の超電導推進システムの模擬フライトシミュレーションなど、学外の研究者との共同研究も進めていく。
2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、CO2排出量の約4割を占める電力部門の削減は必須であり、水素発電システムに組み込まれる液体水素冷却超電導発電機の研究開発を行っている。開発した超電導発電機をいきなり電力系統に組み込んで発電実証を行うことは難しいが、RTSを用いて仮想空間側に電力系統を作り上げ、現実世界側の超電導発電機と接続することで運転検証を行うことが可能となる。また、超電導発電機は内部インピーダンスが低い特性を有しており、電力系統に組み込まれた際に系統安定性の向上や送電可能距離の延長などの優位性を有しており、本RTSを用いて定量的な検証を行うことが可能となる。
その他にも、水素航空機の超電導推進システムの模擬フライトシミュレーションなど、学外の研究者との共同研究も進めていく。
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