関西学院大学 研究活動情報

Kwansei Gakuin University Research Activities

関西学院大学においてロボットに関する国際会議CLAWAR2021が開催されました

2021.09.02

学会 Academic Conference

関西学院大学にて,2021年8月30日~9月1日に,国際会議CLAWAR2021(The 24th International Conference Series on Climbing and Walking Robots and the Support Technologies for Mobile Machines)がオンライン開催されました.実行委員長は中後大輔工学部教授が務めました.
国際会議CLAWARは,不整地走破ロボットおよび脚型ロボットに関する国際会議として,20年以上の歴史を持つ学会です.本国際会議の目的は,広くロボット工学の関連の研究に携わる研究者間の国際的な研究・情報の交流を促し,何よりもレベルの高い議論の場を形成することです.今回で24回目を迎える本会議は,人々が普段使っているあるがままの実環境(リアルワールド)におけるロボット技術に関する議論とその技術的な進歩を何よりも大事しました.コロナ渦による社会的混乱や地球温暖化,高齢社会化など人間社会が直面する多くの課題にリアルロボットで取り組む先端的な技術チャレンジを目指して「Rototics for Sustainable Future(持続可能な社会に挑むロボット達)」と題し,実践的な先端ロボット研究に関する講演発表を募集したところ,15カ国以上から50件の発表が集まり活発な議論が成されました.また基調講演には歴史にない究極のリアルロボットによる技術チャレンジとなった「廃炉ロボット」の第一人者,東京大学淺間教授を招聘し,世界各国の研究者から多くの注目を集めました.

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